■WAN PPPoEの接続先を追加する

すでにフレッツ・スクウェアとご利用のプロバイダが登録されている場合に、3つ目以降の接続先を追加登録します。ここでは例として、［PPPoEセッション最大接続数］を「2」から「3」に変更する手順を説明します。

 ネットワークの設定画面で、［PPPoEセッション最大接続数］を「2」から「3」に変更する

［WAN PPPoE 2］が追加されます。

 追加された［WAN PPPoE 2］の［修正］をクリックする

WAN PPPoE 2 詳細設定画面が表示されます。

WAN PPPoE 2～5使用の場合は、初期値が［無効］ですので［有効］にします。

 WAN PPPoE 2 詳細設定画面で、次の項目を設定する

●基本設定：
［ステータス］：
現在のWAN PPPoE2の状態が表示されます。
［MTU］：
自動／手動を選択します。
初期値：自動
設定値：自動／手動
手動の場合は、設定範囲を68～1492の間で設定してください。
プロバイダから指定された値を入力してください。
●PPP：
［サービス名］：
プロバイダによってサービス名を指定された場合に入力します。
プロバイダから指定されたときのみ入力してください。
［無通信監視タイマ（分）］：
設定した時間内にデータの送受信がないと、自動的に回線が切断されます。
初期値：0（分）（回線は切断されません）
設定値：0/5/10/30（分）

●PPP認証：
［接続ユーザ名］：
半角英数字記号（「;」、「"」を除く）64文字まで入力できます。@以下の内容も必ず入力してください。
誤って入力すると、正常に接続できません。＜例＞ abc@xxxxx.xx.xx
［接続パスワード］：
半角英数字記号64文字まで入力できます。半角スペースも入力できます。
入力したパスワードは●●●または***で表示されます。

接続ユーザ名と接続パスワードは、大文字小文字の区別を確認のうえ、正しく入力してください。

［PAP認証を許可する（PAP）］：
PAP認証を使用しないときはチェックを外します。
初期値：チェック有り（有効）
設定値：チェック無し（無効）／チェック有り（有効）

［CHAP認証を許可する（CHAP）］：
CHAP認証を使用しないときはチェックを外します。
初期値：チェック有り（有効）
設定値：チェック無し（無効）／チェック有り（有効）

●IP設定：
いずれかを選択します。
初期値：［IPアドレスを自動取得する］
設定値：［Unnumbered］／［IPアドレスを自動取得する］／［IPアドレスを固定設定する］

●DNSサーバ：
次のいずれかを選択します。
初期値：［DNSサーバアドレスを自動取得する］
設定値：［DNSサーバアドレスを自動取得する］／［DNSサーバアドレスを固定設定する］

［NAPT］：
NAPT機能の有効／無効を選択します。
初期値：有効
設定値：無効／有効
［デバイスメトリック］：
デバイスメトリックは、PPPoE1～5の接続順位を設定します。
値が小さい方が優先順位が高くなります。他のPPPoEやLAN側の設定と同じ値は設定しないでください。
初期値：20（WAN PPPoE1）/40（WAN PPPoE2）/60（WAN PPPoE3）/80（WAN PPPoE4）/100（WAN PPPoE5）
設定値：0～255
［OK］：
設定を確定して、ネットワークの設定画面へ戻ります。
［適用］：
設定内容を適用します。
［キャンセル］：
作業を中止して、元の画面または前の画面へ戻ります。

 ［適用］をクリックする

 ［OK］をクリックする

［OK］をクリックすると、ネットワークの設定画面に戻ります。
追加したWAN PPPoE（2～5）の操作の［有効］をクリックし、接続を有効にしてください。
これでWAN PPPoEの接続先を追加する操作は終了です。
設定の内容を変更する場合は、手順2から再度設定し直してください。