固定IP4個の場合の接続設定例
YAMAHAルーター RT-58iの場合
1. 「詳細設定と情報」→「LAN設定」で、LANポートのIPアドレス設定を192.168.0.1とします。
2. 「詳細設定と情報」→「基本接続と詳細な設定」→「追加」で、 「PPPoEを用いるネットワーク型ADSL接続」を選択します。
3. 「NATの設定」の「NAT外側アドレス範囲」で、IPアドレスの始点を入力します。終点は空欄で構いません。
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3台を外部公開する場合の例
例:始点 210.151.xx.4 終点 <空欄>
4.「静的NAT関連」では、下記のように設定します
NAT外側アドレス(グローバル) NAT内側アドレス(プライベート)
2 210.151.xx.5 192.168.0.2
3 210.151.xx.6 192.168.0.3
4 210.151.xx.7 192.168.0.4
※プライベートネットワーク上の他のマシンは210.151.xx.4から外部に出て行きます。
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さらに4台全て外部公開する場合(コマンド入力が必要となります)
IP4で公開サーバーを4台にしたい場合には、下記のようなコマンドを
「コマンドの実行」で入力してください。
[192.168.0.5の20番~443番ポートを外部公開する場合]
nat descriptor masquerade static 1000 1 192.168.0.5 tcp ftpdata-https
※グローバルIPアドレスは割り当てられているIPの最初のもの
※社内パソコンも上記のIPアドレスから外部に出る
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RT-58iをお勧めする理由
ルーターによっては、「複数IPアドレス指定+静的NAT変換」を用いる使い方ができないものもあります。
●BUFFALO製のルーター、市販のNEC製のルーター(ひかり 電話対応ルーターを除く)は複数固定IPサービスに対応していません。
●コレガ製のルーターは静的NAT変換の機能がないため、実質本サービスをご利用になれません。
上記のようなルーターをご利用の場合、ルーターの交換が必要となります。